ムウアロハ 手仕事の日々

オリジナルボディワーク。からだとこころを施す手仕事。

塩の凄さ

これから書く事、鵜呑みにしないで、自分の頭で考えて、試してみようかなと思った方は良ければ試してみてください🙇‍♀️

わたしもまだわからないんです。

ただ今の状況を書いておきます。

 

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実は3月半ばから、朝ご飯を食べたあと必ず胃がシクシク痛み、腸が痛み、ものすごい下痢になる・・・これがずっと続いていました。

(たまに昼や夜も。なぜか外食は大丈夫)

 

すぐ治るだろうと思って気にせずでしたが、胃腸の痛みと水下痢が3週間続いたのでさすがに鶴橋の胃腸病院へ行きました。

 

内視鏡でも調べてもらいました

結果は『機能性ディスペプシア』

 

原因は不規則な食生活、疲れとストレス、睡眠不足など。


出た薬が胃酸の分泌を抑える薬、消化管の運動を助ける薬などもろもろ。

そして抗うつ薬も出たんです。(これがこの病に効くそう)

ピロリ菌の除菌治療は断りました。

 

薬はどれも飲みたくないなあ。(胃薬の怖さを学んだので)

 

ネットでいろいろ調べてたらこの本が出てきて

でも『いやいやこれはかたより過ぎやわー』と無視しました。

 

そしたら驚いたのですが、その数日後の石切体操で、生徒さん達がよく行く料理店の店長さんが原因不明の体調悪化で長くふせっていたのが、この本を読んで実践したら、すっかり元気になり、また料理長として復活し元気に腕を奮っていてビックリしたわー!!!って話を聞き・・・(こっちがビックリしたわ)

 

すぐ、その場で本を注文しました。

 

 

『正食と人体』

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かなり衝撃で目から鱗でした。

 

著書は経営コンサルタントになった時にその激務や不規則極まりない生活のために次々倒れていく先輩たちを見て「これはまず食事に気をつけなければならない」と思い、今TVで盛んに言われている「食物を人体の側から論じている」近代栄養学に従って、できる限り忠実にこれを守っていたら、逆に体がガタガタに崩れて、病気の問屋のようになってしまった。

病院巡りをしても原因不明。

 

近代栄養学や近代医学を固く信頼していただけに、大きな失望と不信感を抱くようになり、残るは東洋医学と民間治療。

そして自らを実験台としながら二十年以上、正食の勉強をして書いた本。

 

著者の話が広まり実践した多くの方のデータも書かれています。

(すぐに治った、認知症が劇的に改善した、車椅子でぼーっとしてたばあちゃんが旅行に行くまでになった、不登校や警察も手に余る不良の子も食を変えたら劇的に良い子になった、などなど。。

ほんまかいなーうさんくさいなーと思うことも書かれていました)

 

主な内容は身土不二の原理に逆らう現状に嘆いています。

 

トンガやポリネシア、タヒチなどは西洋の食事が入り伝統食を手放してしまった結果、健康的な肥満ではなく「病める肥満」が増え、あらゆる病気や鬱が増え、人口が大激減してしまった。
これは今の日本にも当てはまると言います。(成人病、自殺増加、人口減など)

 

何千年という長い年月の中で、栄養学もなく、その土地や食べ物に順応する体に出来上がった私達の祖先。

 

それが戦後気候風土の違う他国の食物に一気に変わり、癌や糖尿病など病人をたくさん作り上げ、鬱や自殺者が増えている要因のひとつが今の食ではないか。

 

 

自然界には純粋なものはない。

精製して完璧に純粋に仕上げた物質は生物である私達にとっては毒物。

(自然塩と精製塩を入れた水でしじみを実験するとわかりやすい。

つまり精製された塩は生存不適。)

 

 

 

■身体の基本、塩 

塩に対する誤解

 

「塩をとると血圧が上がる」「塩分控えめに」という減塩一色の世の中になり減塩商品ばかりが並ぶ今の世の中。

 

塩辛い梅干しが売れずに梅の産地は泣いてますが、産地の人たちは昔ながらの梅干しを食べ、絶対に今の梅干しを食べないそう。

 

そんな風潮のために日本人の健康はメチャメチャになってしまっていると書いています。

 

 

人間の血液中には0.85%の塩分が含まれており、PH(ペーハー)は7.4の弱アルカリ性、そのアルカリ性は塩分濃度で決まってくる。


塩は強アルカリです。


また、胎児が育つ羊水は塩水で、太古の海水と同じ。

 

塩こそ生命の源であり

ナトリウムは最も活性の強い元素で、変幻自在に数えきれないほどの物質を作り出すことができる。

その威力は今の科学ではわからない事だらけだそうです。

 

 

だからこそ塩は、生命の発生に重要な役割を果たし、生命機能の基本的な役割を担っているのです。

 

 

塩は人間の生命維持で最も大切な新陳代謝の基本機能を受け持つ。

 

体内の塩分不足は新陳代謝障害を起こし、全身の細胞が衰弱し、全身の生理機能障害を起こす。

 

栄養を摂っても摂っても細胞外液の塩分濃度不足から摂り入れられず栄養不足、栄養失調になる。

 

塩不足は全身病を引き起こす。

脳にも心臓にも多大な影響を与える、と。

(本にはこの仕組みが生理学的に詳しく書かれています)



◉「塩は血圧を上げる」という説を世に植え付けた実験で有名なのはアメリカのメーネリー博士

ネズミで行ったもので

ネズミに通常の20倍の塩分を半年以上与え続けると4割が高血圧になった、というもの。
この実験は大きな反響を呼び、塩は高血圧の原因だ!と敬遠されるようになった。

 

ただ残りの6割は全く無視された上に、

通常の20倍(人間なら200g)の塩を一日も欠かさず半年も取れるわけがない。

 

1日か2日は取れたとしても、人体が本来持ってる自然治癒力、自律神経で防衛本能が働き、吐いてしまうか、全く受付けなくなる。(または中和食をとりたくなる)

 

人体で塩の取りすぎという状態は不可能だ、と説いています。
(この実験には裏に何かの嘘かカラクリがある、と)

 

 

人間は塩を取りすぎることは出来ないので安心して自分の体で確かめろと促しています。

 

 

著者が体の改善でまず勧めているのは「卵醤」

塩分の緊急補充に使うもの。

 

全卵(出来れば有精卵)に、割った殻の片方になみなみ入れた濃口醤油をかき混ぜて飲む。

(醤油も天然塩を使ってきちんと作られているものを。)


食前食後食中いつ飲んでも良い。

(まれに吐いてしまう人がいるが、この時は2回に分けて飲む。食中だと吐かない。)

 

生卵かけご飯は日本人が作った最高傑作。

醤油は自分好みで良いので食べ続ければ良い。

 


◉用法

1日一個(非常の時だけ2個)を3〜4日

(特に塩分不足の人は5〜7日。)


そのあと一週間空けて、また1日一個を2〜3日

 

これ以後は一週間に一個

または人それぞれ違うのでどれくらいの間隔で飲んだらいいかは自分で見つけること。

 

 

本より「これだけで体調は全く変わってしまい、カラダはポカポカして心地よく冷え性は何処かへ行ってしまう。

不思議なくらい疲れなくなり、寝つき、寝起きがよくなる。
寝起きが悪いのは塩分不足の証拠。
過労死は典型的な塩分不足、塩分十分なら過労死したくとも出来ない。」

と書いています。

 

 

不調や病い、原因不明のもののほどんどが塩分不足とのこと。

例に書かれていた幾つか、花粉症、中耳炎、高血圧、低血圧、痛風、腰痛、頭痛、膝痛、皮膚炎、ドライアイ、白内障(本文にはまだまだあります。)など。

糖尿病も治ったいくつもの実例が。

糖尿病は最も治りやすい病として具体例が書かれています。

 

 

目の不具合には涙の塩分濃度より少し濃くしたものを点眼(濃すぎたときは目やにが出るので薄める)


塩で足の裏を5〜10分のマッサージを日々続け、寝たきりのご老人が回復した例も書かれていました。

 

上記は全て自然海塩を取るのが大前提。

精製塩はカラダには順応する力がなく、それこそ高血圧になりやすく、変調を来すことを述べています。

 

 

◉天然海塩について
1971(昭和46)年「塩業近代化臨時措置法」が成立。精製塩の製造が始まった。

(食の安全を脅やかすとして全国的な反対運動が起きたが無視された)

日本では「イオン交換膜製塩」以外の方法で海水から直接「塩」を採ることが出来なくなった。

 

(人体に欠かせない塩という点で人体の大危機を感じた大阪府立大学の武者宗一郎名誉教授が有志を集め、昭和51年に伊豆の大島に海水製塩所を開設。

これが今も健康食品店で売られている「海の精」)

 

しかし平成9年には、日本でも自由に塩がつくられるようになりました^ - ^

 

 

精製塩が作られるようになり、体力もなく貧血で倒れる人が増えた

野球界では今投手は中3日から中4日開けることになりましたが(最近では中5日)昔は西鉄の稲尾とか4日連投とかザラにありました。

 

江戸時代の飛脚は1日50kmを2時間弱で走り、黒船に乗ってきた医者をビックリさせました。

(江戸時代の飛脚が今オリンピックのマラソンに出たら確実に金メダル🥇)

 

なぜこれだけ体力が落ちたのでしょう。

日本人の肉体が変わったのでしょう。

 

 

 

自然塩の取り方は、そのままとるよりも、ごま塩や醤油、味噌、漬物、梅干し、油の炒め物など、”微生物”の働きでの効率が非常に良いと。

だから煮物がいいのですね。漬物も。

 

自然塩を使った濃い醤油や濃い味噌(または味噌汁に醤油をかけたり八丁味噌など)で摂り続けると良いと。

 

 

生野菜、果物、甘いもの(特に白砂糖)は塩分中和食なので控える、とあります。

(糖尿病の人は上記三つを断ち、塩分を十分にとる!)

 

 

 

私は減塩をしていましたし、水分もよく摂ってました。

ずっと生野菜のスムージーも摂ってました。

なのでこの話は目から鱗でした。

 

 

「卵醤」は初めビビリましたが、やってみるとするりと飲めてしかも美味しい!美味しいと感じるのはカラダが欲していたのかな。

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今週火曜朝から4日続けてみました。

でも5日目の今朝は半分飲んでどうしても飲めなくなり、昼に卵がけご飯にしました。

もうええぞってなったのかな?(笑)

 

 

そしてそして

飲み始めた火曜朝は少し胃がシクシクしたのですが、下痢にはならず。

 

水曜朝からは嘘のように胃腸の痛みも下痢も全く無いのです。今朝も。

凄く驚いています。

 

 

◉以下はコバちゃんとのやり取りです

『今日もご飯のあとの下痢がないよ。

便が一日何度も出て、それが真っ黒で固くてぎゅっと詰まってて重い!流れない!
これ宿便かな。

 

あと今朝ビックリしたのは
疲れ目で目がゴロゴロするから、本に書いてる通り涙より少し濃い塩水を目薬みたいにさしたらゴロゴロが全くなくなって視界良好!スッキリしたよー
この変化はすぐにわかったよ

 

あと洗顔を最近は濃い目の塩水でやってるんだけど、顔ツルッツルよ

昨夜は髪も体も塩を手に取り塩だけで洗ったら(ちゃんと洗い流すけど、しばらくは置いた)なんか気持ち良くて体の凝りがマシ、に感じる。

 

朝の目覚めがいい。
朝からいろいろ動ける。
気持ちも少し変わったような。

 

ほんとにいいのか?!害はないのか?!すぐにはわからない。

とりあえず3ヶ月くらいは試してみるね。

 

昼にマグカップにコバ味噌入れて、黒ゴマ、塩、昆布粉を足してお湯入れて飲んだよー!
美味しい❣️

一応の報告でした。
塩、凄いかも!!!』

 

コバちゃんより

『塩で顔洗って、傷つかないのかな(?)

確かに私も施術が終わったあと、塩で肘まで洗うけど、ツルツルになるよねー

目薬は意外

痛くないんだー』

 

顔は塩だけでじゃなく塩水で洗うと言ったらなるほど、やってみる!と

目薬は私もビビりながらさしたけど全然痛くないです。

 

 

自然塩、凄いかも!!!

 

もう少し試してみますね

私の体で人体実験

 

でも1ヵ月続いてた食後の胃腸の痛みと下痢は完全に止まりました。

 

 

そして何よりシンプルな食生活でいいのでメニューとかわずらわしく考えなくていいから、食事がとても楽です。

 

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本より番外編

■砂糖

白砂糖は食物というより化学薬品。
(三温糖も白砂糖にカラメルで色付けしたもので正体は白砂糖)
白砂糖は脳を狂わせ、糖代謝を狂わせる。
発作的精神異常をきたした凶悪犯罪者の多くは低血糖症。
(1964年リチャード博士のレポートがわかりやすい。)

 

中毒性を持ち、様々な病気を引き起こす砂糖。

原因は砂糖によって汚された血液。

なのでその病気に取り組んでもダメ。

血液をきれいにし、後は自然治癒力が直してくれる。

 

 

■白米
白米は酸性が強く、血液を酸性にし、粘り気となった血液を全身に巡らせるために心臓の血液を送り出す圧を強くする。

これが高血圧の原因の一つ。
ここに減塩をすると、身体はさらに酸性化となる。

 

 


■有機質と無機質のバランス
無機質を多く含んでいるのは皮や骨や内臓。
現代は野菜の皮をとり、玄米を精製して白米にし大切なところを捨ててしまう。

肥満や健康を回復させるためには「有機質と無機質のバランスの取れた食事をする」。
これが「正食」であり、正食の主体となる。

それには日本人は玄米が最良

 

3食玄米でなくてもいい

うどんや白米を一日一回OK

肉も魚もたまにならいい

 

ガチガチにならなくていい

 

水、白砂糖、生野菜、などはなるべく控える

 

 

ただ塩を体内に不足させないこと

 

そしてカルシウム不足を補うための黒胡麻に2割の塩を混ぜた胡麻塩

 

 

 

この本で劇的な体質改善された方の記事も読みました。

 

『低血圧で朝も寝起きが悪く(特に冬)、そして末端の冷え。
著者によると、低血圧の原因は、水の他に、果物、甘いもの、生野菜を多くとっている人に起こる症状で、これらに含まれるカリウム、クエン酸、ビタミンC、果糖、蔗糖はすべて筋肉を弱める特性があり(特にカリウム)、(果糖、蔗糖はさらに塩分を中和してしまう)

心臓の血液圧送力を弱め、血行不良を起こす、とありました。


確かに今の風潮の、水はたくさんとった方が良いという説や、ビタミンCや浄化に良いとレモン、栄養価が高いと生野菜をこの冬は努めてとっていましたが、なんだかやる気が出ず、眠たい感じがありました。

 

冬で冬眠の時期なので自然なことかなと思っていましたが、
努めて塩分をとり、上記の水、果物、甘いもの、生野菜を完璧ではありませんが控えてみると、朝寝起きがよくなり、心身ともに元気に充実した感じが出てきました。

 

食物の陰陽からも、かなり陰のものを取っていたことに今更ながら実感として気づきました。』

 

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私は正食について斜めに見てて、どちらかというと毛嫌いしていました。

かたよるのが嫌いだからです。

 

でも原因不明の機能性ディスペプシアなんて病名つけられ、たくさんの胃腸薬と抗うつ剤をもらい、これは何かおかしいって思ったんです。

 

ええやん、好きな時に、好きなものを、好きなだけ食べたら❤️

 

それでいいと今も思います。

ただ、水と生野菜、果物や甘いもの、そして本に書かれているものはなるべく控え(なるべく、です!)

塩分不足だけは補っていこうと思いました。

 

 

卵醤は今日でいったん終わり。

水筒にお匙一杯の塩を入れた水を持ち歩いています。

 

さてさてわたしはどうなるか。

 

また『塩の凄さ』のカテゴリーで続きを書いていきますね^ - ^

 

 

 

無肥料無農薬の玄米をお粥手前の柔らかさで炊いてます

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卵は年明けにお客様から頂いて美味しかったので、それから山形県天童市の半澤鶏卵から取り寄せています。

卵は一つの生命体。

新町のななつぼしで売ってる阿蘇の産みたて卵を買ってましたが、、高い(>_<)

熊本を応援したいのでたまには買います。阿蘇の卵も美味しいです!

 

半澤さんの生卵も甘いのです💕f:id:moomoon6355:20230422143201j:image

■半澤鶏卵

https://sumotti.com/smp/

 

 

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心臓も内臓も骨も筋肉も皮膚も

そして思考を司る脳も

全てがナトリウムイオンで活動している

 

摂り入れ、産み出し、排除する

塩はこの新陳代謝を司る

 

天然の良質な塩を与えると

この体の全てが喜びナトリウムイオンでクルクル動く

 

塩は生命源