どうしても読みたかった本。
2019年秋に出て、WBCでどのサイトでも売り切れ!
予約していたら今日届きました。
ー『はじめに』から抜粋ー
小学校1年から野球を始め、野球ノートをつけるのが習慣になりました。
中学から高校、高校から大学とノートと向き合う気持ちは変わっていきます。
テスト生という最も低い位置でヤクルトに入団し、プロという厳しさの中で後悔や悔しさでノートが書けなかった日もありました。
選手として打率3割は一度もなく、大した記録も残せず、メニエールや怪我などで苦しみ、たった7年でヤクルトを引退するまで、そして引退後も野球に携わりながらも、ずっとノートはつけていました。
2012年に日ハムの監督に就任してからはキャンプからノートを書いています。
監督としての自分に反省点ばかりでした。
思い詰めて、もがき苦しんで、考えを構築して、壊して、再構築して、といった作業を繰り返していく内に、心の中で違う自分が立ち上がってきます。
『悩む前にやり尽くしたのか? もうこれ以上は努力できない、と胸を張れるのか? そもそもお前は野球のエリートではないだろう?』
私の野球ノートは、『四書五経』など数々の古典や、経営者の著書から抜き出した言葉で埋め尽くされています。
もはや野球ノートというより、人生ノートと言ったほうがいいかもしれません。
ノートの存在を知った編集者から本にまとめる提案がきました。
偉そうに思えて断りましたが、脚本家の倉本聰さんから『批判する側ではなく、批判される側にいるべきだ』と助言を受けました。
批判する側は既に出来上がったものに対して意見をする側。
批判される側は、何かを作ったり起こしたり生み出したりする側。
誰にも何にも参考にならないかもしれません。
でも私の経験が役に立つ人がひとりでもいると信じて、ためらわずに本にしてみようと心を固めました。
周りからどう思われるかではなく、私自身がどうやって生きるのかが大事だからです。
何かを作り出す立場に充実感を覚えます。
歴史上の人物にしても必ずしも存命中に評価されたわけではありません。
50年後にどう評価されるかを意識して、務めます。
私も自分が前に進むためにこの本を書いていきます。
一つひとつの文字をしっかりと頭に染み込ませ、私自身の熱意を吹き込みます。
この本が皆さんの役に立つのかどうかは、私が判断することではないのだ、という信念のもとで。
(2019年10月 初版第1刷 /
2023年4月 第4刷発行)
序章より
四季折々の様々な景色のもとで、本書を開いていただければ幸いです。
皆さんの人生が少しでも豊かになり、あなたの周りに笑顔が広がることを願っています。
目次
(本の虫。「四書五経」「論語」「易経」「韓非子」など古典好き。
水墨画もプロ級の腕前)
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中はまだ読んでませんが、『はじめに』だけ読んで、やっぱり素敵で凄い人だなと思いました。
今回のWBCの監督に栗山さんを選んだのは
きっと神様
そうとしか思えません
今夜、栗山さんがバラエティに出ます。
夜は社長さんが施術に来るので録画していて、深夜にゆっくり見ます^ - ^
きっとWBC裏話や本音をぶちまけるんだと思います(笑)
■しゃべくり007
今夜9時〜 日テレ
https://news.yahoo.co.jp/articles/80d3dabb0be1b07b5345a571c022a452548f746f