ムウアロハ 手仕事の日々

オリジナルボディワーク。からだとこころを施す手仕事。

ひと滴が大河の流れを

8月7日(日曜日)🌞🌞🌞

 

実家でのんびり

妹は猫砂を買いに

ずっと高校野球見ています

 

イチローの出た愛工大名電が、13対2で松井の出た星稜に勝ってます

 

 

星稜の林監督は5月末に急遽入院、代わりに名将山下智茂監督の息子さんが率いています

 

星稜のピッチャーはマーガード君

米軍キャンプで野球を始め、TVで星稜の野球に憧れ入学した

 

立ち上がりの制球が乱れたまんま5点取られた

 

でもそれはマーガード君のせいではなく、その前段階の1回表の攻撃にある

 

ノーアウト1塁

送りバントをしなかった

まだ初回、ここは着実に2塁に送るのがセオリー

それを山下新監督は欲を出してヒットエンドランにした

 

結果はダブルプレーで無得点

これが今の13対2につながっている

 

あそこで送りバントをしていれば・・

ワンヒットで先制点

 

もしくはワンナウト3塁になり外野フライでも先制点が取れていた

 

ノーアウトでランナーが出て得点出来なかった

1回表に1点でも先制点を取っていたら

マーガード君も落ち着いて投げられただろう

 

展開は逆になっていたかもしれない

 

 

野球は怖い

選手の一つのプレーが、監督の一つの采配が、のちの勝敗につながる

 

一滴が大河の流れを変えてしまう

 

生き方も同じかも

 

 

******

 

星稜は、今年春のセンバツはコロナ感染者が出て甲子園出場を辞退した

 

林監督以下選手みんなボロ泣き

 

マーガード君は「辛い事しかなかった3年間だった」と試合前に語っている

 

憧れの甲子園に出ていきなり初回にバカスカ打たれるマーガード君を見ていられなくて、しばらくチャンネルを変えました

 

 

******

 

今甲子園で野球している3年生は、高校入学時にコロナの緊急事態宣言が出て、高校生活全てがコロナに苦しめられてきた子供たちた

 

2020年、春も夏も甲子園が中止になり、当時の3年生が泣きながら野球部を去るのを新入生として見ていた

 

だから今甲子園でプレーしている子たちはみんなこの当たり前が嬉しくて仕方ないと思う

 

 

********

 

 

近年は真夏の甲子園ではお昼前後には40℃近い猛暑になることが多くなり、

熱中症で救護室に運ばれる選手や観客が増えてきた

 

今も名電のエース有馬君が足を吊り手当てを受けている

エースでキャプテン、そして5番

このまま出られないのか

 

この殺人的暑さで普段鍛えている選手も、そしてスタンドの応援も

この暑さはもう無理だろう

 

高野連もいろいろ模索している

 

例えばまだ気温が低めの朝8時30分からと、夕方で日も陰る16時ごろからの一日2試合にする、など・・・

 

でも問題もたくさんある

 

・一日2試合しかできないので、全体の試合日程が長くなってしまう。

 

・日程長期化で、遠方の高校は滞在費・生活費がかさむ。

 

・長期化やナイターおよび早朝試合が増えることで、夏休み中の生徒の学業や学校活動に影響が出る。

 

・二部制の第二試合が延長戦になった場合、終了時刻が夜遅くになり、観客と生徒の帰宅に支障。

 

・夜遅い終了だと、高校生が深夜に街中を移動しなければならず、風紀的な問題も起きかねない。

 

・公立の高校はナイター照明に慣れていない

 

 

高校野球は変わらない、変えたくないものはたくさんあるが、時代とともに変えていかないといけないこともたくさんある

 

とりあえずの急務は暑さ対策だ

 

 

f:id:moomoon6355:20220807130345j:image

 


f:id:moomoon6355:20220807130337j:image

 


f:id:moomoon6355:20220807130341j:image