3月22日(日曜日)
妹と箕面109シネマで「Fukushima50」を観てきました。
きっと心が痛くなる、辛くなる、と思っていました
◆当時の録音テープをそのまま台詞にしている
◆最後まで現場に残った50人の写真など実際の映像がたくさん出てくる
◆実際の陸上自衛隊や米軍も映画に参加している
◆6日間を超リアルに描いている
こんな時に観たら余計に気持ちがしんどくなるんじゃないか?
でも・・・・
唯一の被爆国であり、世界最大の原発事故を起こした日本人として、何が何でも観ておかなくてはいけないんじゃないか、と覚悟して観ました
逆でした・・・
辛くなるどころか、確かな勇気と力をもらいました
困難に遭遇している今だからこそ、実際に究極の困難に立ち向かった人たちを見るのは非常に元気が出る❗️
あまりのリアルに自分も現場に居るような気になり、
どうしよどうしよ、私ならどうするか?残るかな(>_<)
そう思いながら見てたので
【奇跡】が起きて助かったときの安堵といったら・・・・
力が抜けました
そうかぁ
現場ではこんなことが起きていたのか
吉田所長のいた免震棟以上に、原発の制御室に居た人たちのことを映画は細かく描いていました
心の中で家族に謝りながら核納庫に突入して行った作業員の人たちを、この映画は細かく描いていました
年齢の若い者から現場を離れさせ、家族を想い影で泣きながらも最後まで残った50人
彼らに敬意を表して世界では「Fukushima50」と呼ぶ
コロナで大変な今だからこそ、観て良かったと思う
日本は大丈夫
抗体を世界で初めて見つけたのだから、今度はワクチンを作り出す
日本の研究者や技術者の職人魂は並大抵のものじゃない
日本が世界を救うかもしれない
映画の帰り道、変な自信がみなぎったのでした
日曜なのに映画館はガラガラでした
私と妹以外に4人だけ
一回ごとに座席から何から何まで消毒している
ずっと換気もされてる
2つ空けた席に座ってる妹はえらい泣いてました(笑)
もっとじっくり観たい
あの6日間に、どんなことが繰り広げられていたのか
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◆奇跡は誰が起こしたのか
私らはあの時、テレビで枝野さんが繰り返す「大丈夫です」を信じていたが
1号3号と爆発してメルトダウンを招き
さらに2号機の圧力が爆発する限界の2倍を越えていたのです
第1原発、第2原発、全てと繋がっている2号機がもし爆発したら、原発10機全てが爆発する
そうなると東京を含む東日本が壊滅
北海道や名古屋まで死の灰が降る
手を尽くしたがどうやっても2号機の圧力が下がらない
「2号機はそのうち爆発する」
現場の全員が絶望だったとは・・・
みんな遺書を書き、記念写真も撮った
放射能で死ぬというのはどんな状態になるのか調べる作業員もいた
奇跡が起きたのです
突然、圧力がどんどん下がっていったのです
爆発する危険性のないところまで下がった段階で全員が避難した
なぜ下がったのか?
この理由は今もわかっていない
世界中の研究者も首をひねる
もはや神のみぞ知る
神様が日本を守ったのか?
この映画を観て新たにわかったことがもう一つ
現場の人たちは福島第一原発を愛していたということ
特攻隊のように自分が死んでも日本を家族を守りたいと思う気持ちと同時に
自分たちを育ててくれた福島第一原発を心から愛していた
だから子供のような施設を何が何でも救いたかったし守りたかった、ということ
みんな愛してたんだなぁ
福島第一原発を♥️
これには驚きました
もう一度じっくり観ます☘️🌈
最後に佐藤浩市がこの事故が起こった真実の原因をボソッと話しています
とてもとても大切なことです
■映画 【Fukushima50】公式サイト
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