小さな記事ですが、気になる記事がありました。
輸入小麦についてです。
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【ハーバービジネスオンラインより】
国内で販売される小麦製品の約7割からモンサントの除草剤「グリホサート」検出
日本の小麦の自給率は約14%で、多くを米国、カナダ、オーストラリア、フランスなどからの輸入に頼っている。
昨年から今年にかけて、「農民連食品分析センター」が日本国内で販売されている小麦粉やパン、パスタなど小麦製品の農薬残留検査を行ったところ、そのほとんどから農薬の成分『グリホサート』が検出された。
国内産の小麦からは検出されていないことから輸入小麦に原因があると思われる。
一方、米国では市民団体が外食店を調査したところ、全ての店の商品からグリホサートが検出された。日本でもおなじみのドミノピザやダンキンドーナツ、マクドナルドやサブウェイなどの商品からも検出されている。
グリホサートは2015年にWHOの専門機関(IARC=国際がん研究機関)によって『発がん性物質』に分類されています。
(今年8月にはアメリカで末期がんになった男性に320億円の支払いを命じる評決が出た。
原産地が「米国」「カナダ」と表示された商品からはすべて検出
この結果は、農水省が行った検査結果(2017年)とも一致している。
同検査では、輸入された米国産小麦の97%、カナダ産小麦では100%からグリホサートが検出されている。
日本だけではない。
米国では市民団体「GMO FREE USA」がレストラン等の外食産業15社を調査、すべての店の商品からグリホサートが検出された。
「GMO FREE USA」は、ドミノピザ、マクドナルド、パネラブレッド、サブウェイ、タコベルなど、日本でも事業展開している企業も含めた15企業の商品を検査、全ての店の商品からグリホサートが検出された。
遺伝子組み換え作物の栽培国である北米や南米各国では、水や人体からもグリホサートが検出されており、
出性異常や健康被害についての影響も報告されている。
グリホサートの環境や健康への影響に対する懸念が、世界中で高まっているのです。
小麦のグリホサート残留基準値は30ppm、それから見ると市販のパンの数値は0.05~0.23ppmと低く「問題はない」と思われるかもしれない。
しかし、パンやパスタなどの小麦製品は毎日食べる主食である。
そのことを考えると、量が少ないからと言って安全なのかには疑問が残る。
除草剤の発ガン性は他の食品添加物に比べて高い。
なるべくなら日本国内で作られた小麦を使用したパンやパスタを食べることが、ガンを遠ざけることになるのは間違いない。