7月4日(月曜日)🌤
今日は夕方からフルコース
朝から観たかった映画を2本観ました
(心斎橋パルコと、なんぱパークス)
奇しくもどちらも命がテーマ
命を捨てるか惜しむか
■峠 最後のサムライ
ほんとは2020年7月公開
司馬遼太郎の本で河井継之助を知り、楽しみにしてたのにコロナで2年延期
やっと、やっと、観れました(>_<)
河井継之助はハリウッドが『ラストサムライ』のモデルにした人物
派手な斬り合い撃ち合いはあまりなく
ずっと静かで落ち着いて
継之助の魅力満載の映画でした
新潟の長岡藩
小さな藩が官軍にも会津にも付かず、
スイスを見習い永世中立国を目指す
私が一番強さを感じたのは実は継之助ではなく
妻のおすが(松たか子)でした
覚悟の大切さを知りました
松たか子の所作や踊りの手の美しさにも魅入りました
薩摩長州の酷さはあんなものではなく
会津は朝廷のために辛酸を舐め尽くして朝廷を守護をしたのに(新撰組も使って)
それが薩長の目論見で一転、朝敵にされた
そして会津は悲惨な末路を迎える
命を惜しみ保身にあえぐ藩は薩長に味方し
土方など昔の武士道の魂を持った侍は会津に味方した
なので本当の侍の心根を持った武士は戊辰戦争で消滅したと言われてます
降伏して敵に下れば己の国は亡くなる
国を滅さないためには、武器を持って闘うしか道は残されていない
それは今のウクライナも同じ
継之助は死を選んだ、が
死してなお160年たってもその武士道はハリウッドを引き付け、日本でもこうして映画になっている
命は散っても心は残る
想いは永遠
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朝実家で珈琲飲んでないので無性に飲みたくなり、パルコ映画館上の店でサンドイッチとコーヒーでお昼にしました
チーズ抜き
12時でも私一人でした
パルコ13階のレストラン街は昼ご飯の時間でもどこもガラガラでした
13階は廊下に椅子がたくさんあり、ミナミや心斎橋が混雑してる時もここならゆっくり出来るなあと思いました
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午後はなんばパークスで
■PLAN75
https://happinet-phantom.com/plan75/index_sp.php
重い映画でした
75歳になったら安楽死を選択出来る法律が出来た
自らの意思で、手厚く穏やかに死を迎えられる
倍賞千恵子の気持ちの機微が胸に突き刺さり
ほぼ泣いてました
悲しくて哀しくて寂しくて辛くて
歳を取るということはこういうことなのか?
今現在の日本の高齢者が抱える様々な問題を描いていました
(高齢者の労働、住まい、生き甲斐、つながり、そして外国人労働者の問題など)
若者の視点も描いていました
この映画はぜひとも若い人に観てほしい!!と思いました
重いけれど観て良かったです
観終わったあと、不思議と生きる力が湧いてきました
死んだあとはどうでもいいけど
生きてるうちは最後まで生きて生きて生ききってやろう!
どんな状況になっても死ぬまで生ききってやろう!
うつむかず顔上げて明るく楽しく前を向いて
もしも日本の法律で75歳で命の選択が出来るようになっても
私は最期まで生きる
自然に心臓が止まるまで
生きたんでー!!!
力がモリモリ湧いてきた帰り道でした😃
(余談)
妹もこの映画を観たいと言い、昨日新聞の切り抜き見せてくれました
日本の老齢基礎年金の平均受給額は5万円
フランスの老齢基礎年金の平均受給額は19万円
フランス人は歳を取ることを怖いと思わない、むしろ楽しみだそうです