ムウアロハ 手仕事の日々

オリジナルボディワーク。からだとこころを施す手仕事。

PTSDと動物

ソフトのドギツイ特訓、地獄の部署、リコン、様々なことを案外ひょいっと乗り越えてきた大きな自信が、数年前まではありました

ムウほどたくましい女を知らない・・友人のいつもの台詞

まさか自分がPTSDを発症しようとは・・

きっかけは一番大切な人に去られたこと

異性でも、年老いてジジババになっても心友でいられると100%信じていた(のは私だけ)

『僕の日常にも、今後の人生にも、ムウは要らない』
言葉にしなくてもハッキリわかりました

『ずっと昔からムウのご機嫌取りをしていた』
この言葉でジ・エンド

 

 

私は鬼になりました

恐ろしい鬼👹

醜い鬼👹

ますます嫌われました

 

私からの最後の言葉は

「野垂れ死んでも二度と連絡しない」

 

 

惨めで 惨めで ひたすら惨めで 

クソッタレの人生

 

過去が全て無駄になり意味もなくなり

 

この世から消えて無くなるための『緻密で完璧な3年計画』なるものを立てました

なかなか実行に移せない自分がまた情けない

 

 

今もどんなに褒められても『要らない人間』であり、ご機嫌取りをさせる人間なのだと根底にはある

他人と深く関わることも怖い

 

50年培った自信は、木っ端微塵に壊れました

 

 

********

 

 

今更ですが・・・

数年前のそんな時でも、ここに来る人を元気にする手仕事は明るく楽しく出来ました

 

矛盾してるんですが、私に会いに私の手を必要としてここに来てくれる人には、絶対に元気になって帰って欲しい・・・

そう思えることが嬉しかった

 

この手仕事が楽しい間はまだ生きれるのかなと

 

 

お客様からの数々の嬉しい言葉が、ドロドロに腐って凄い匂いのボロ雑巾のようだった心を少しずつ洗って綺麗にしてくれました

 

消える計画は消えました

 

お勤めしてたなら消えてたかも

 

 

 

ただ、後遺症は残りました

それがPTSDです

 

PTSD

(Post Traumatic Stress Disorder)

強烈な心的外傷体験をきっかけに、実際の体験から時間が経過してもフラッシュバックや悪夢による侵入的再体験、

動悸、息切れ、眩暈、嘔吐など日常生活に害を及ぼす身体的症状、

刺激の回避、否定的な思考や気分、

怒りっぽさや情緒不安定や不眠など

様々な症状が長い期間持続する状態。

日本語では“心的外傷後ストレス障害”といいます。

 

 

 

辛いシーンや言葉、鬼の自分を思い出したり、場所に行ったりするとほんとにたまになんですが下記の症状が現れました

 

まず心臓の鼓動が早くなります(キタキタ(>_<))

そのうち喉にドクドクが移ります

喉に心臓があるよう

そして全身から汗が吹き出し血の気が引いていき

目の前が小さな点で埋めつくされ足に力が入らなくなり、しゃがむしかなくなるんです

 

家よりも出張先のホームや道でよくなりました

大丈夫ですか??に「ただの貧血なんでしばらくしたら治ります」

10分ほどするとスーっと引いていくのです

たまに出張に遅れました

 

そんな事が数年続きました

 

 

*******

 

なんとか治したい(>_<)

旅や歌や自分なりにいろんな努力をしました

 

もう大丈夫!!!

何度そう思ってもやっぱりたまにそれはやってきて

「まだあかんのかー(>_<)」と落ち込みました

 

「一体何やったら治るねん!!!」と自分に怒りが出てきました

 

 

 

東京で本を何冊も出してる先生に3時間カウンセラーと診療を受けました

PTSDですね

 

私の場合、過ごしたのと同じ20年くらいかかるかも、と(エッ死ぬまで治らんやん)

 

薬をもらったけど飲まず💊

つい最近までたまにありました

 

 

*********

 

 

それが・・・一冊の本を読んで、何時間も何時間もワンワン泣いて、泣いて、泣いて( i _ i )

f:id:moomoon6355:20220603074949j:image

スイッチレバーをカチッと倒したように切り替わりました

なんか信じられないけど

 

何でもない話なんですよ

見えない聞こえない匂いもわからない三重苦のヘレンケラーみたいな子ぎつねヘレンのお話

 

施術しながらも泣いて、毎日本をめくって泣いて

心にはいつもヘレンとメンコがいて

 

私の脳が変になりました(*_*)

 

それで明日からオホーツクに行くことにしたのです。

お礼を言いに。

 

 

*******

 

 

動物のこと

 

動物。

わたしも動物。

 

生物として地球に生まれ、子孫も残さずこのまま終わる。

申し訳ない。悲しい。

 

PTSDも発症したけど、大きなストレスで肝臓が暴走し、頸動脈に大きな血栓が出来、3ヶ月ごとに検査していて、先日の検査で少し大きくなってました

 

飛んだら即死

生まれてきた意味を知りたい

それが私にとっては動物なのかな、と思います

 

これからは動物、特に野生動物のためにこの私でも出来ることをしていこうと決めました

 

 

生態系の頂点に君臨する人間の、発達した文明の営みで、ずっと痛めつけられている野生動物たち

言葉は話せず抵抗も出来ない

傷つきただ黙って死んでゆく

絶滅してゆく

 

ウクライナでも人だけでなく、どれだけの動物が死に、巣が壊されているのだろう

 

ごめんよ 全ては私たち人間の身勝手

 

 

もう欲しいものは何もないし、今日を生きれたらいので、手仕事の稼ぎの余剰分は野生動物に使おう

 

WWFと日本野鳥の会(野鳥を守ろうなんて会は世界で日本だけ)

これは若い頃から入っていて

 

新たに登録したのが

■野生動物救護獣医師協会

https://www.wrvj.org/

 

 

ヘレンのことを書いた竹田津先生は野生動物を治療して野生に返していた獣医師です

先生の本を28冊読みました

 

これは竹田津先生の人となりがすごく良くわかる一冊でした

f:id:moomoon6355:20220602092046j:image

 

 

私が行く小清水町

40年前に竹田津先生や農家や酪農家など40名で借金をして土地を買い、

オホーツクの村を小清水に作り、動物がたくさん暮らす自然の森を守りました

 

その村の村民登録を両親と妹私の家族4人でしました

 

オホーツクの海が目の前に広がるところに名前が掲げられる

お墓のようにそこにずっといることが出来る

 

季節ごとの村のイベントに参加することも出来る

 

■オホーツクの村

http://www.okhotsk-no-mura.or.jp/

 

 

そこへ行かないと!

 

 

なんとpeachで、女満別空港ー関空往復、この夏の最安値で

往復15000円!

 

車がないのでそこからが大変ですが😅

 

今日は女満別に11時に着いて、そこから石北線、釧網線、バス、徒歩などで、川湯温泉に着くのは夕方5時

 

5日間行きますが初日と最終日は移動で、ゆっくり出来るのは3日です

 

川湯2泊、小清水2泊

飛行機と宿だけ取ってあとは何にも決めてません

 

一日だけプロのガイドにマンツーマンで知床の森を案内してもらいます

 

ヒグマに会いませんように(笑)

 

2020年6月に誰もいない上高地の森で、大人のオスのツキノワグマにバッタリ会いました

襲ってくる気配は全くなかったので全然怖くなかったのですが

あとで熊の怖さをガイドから聞いて震え上がりました

 

ヒグマはもっと怖い🥶

 

でも野生の熊に殺されたなら本望です

(めっちゃ痛いだろうけど)

出来れば食べて欲しい(年くってるから肉マズイか・・)

 

 

胸が痛む事故があった知床

観光船の無理な出港はお金のため

 

お金でしか生きていけない人間と

お金では生きていけない野生動物

 

動物は怪我したり能力がなかったりで、自力で食料を取れなくなったら死しかない

 

 

********

 

 

この旅が手仕事にまた新たなパワーを与えてくれるといいなと思います。

 

日常は忘れたいので機内モードにしています

予約以外のメールは控えてもらえたら嬉しいです🙇‍♀️

 

 

花瓶の百合やアザミはことりさんにもらってもらいました

桔梗は今日からいないのに今朝花が咲きました

f:id:moomoon6355:20220602185113j:image

 

 

500円足して少し贅沢、7時のラピートで関空に来ました

f:id:moomoon6355:20220603080429j:image

 

小さなリュック一つ🎒

f:id:moomoon6355:20220603082846j:image

 

早く着き過ぎました😅

第二ターミナルはひっそりしています

f:id:moomoon6355:20220603081946j:image

 

 

f:id:moomoon6355:20220603085051j:image


f:id:moomoon6355:20220603085047j:image

昨日2時間しか寝てないから眠いです💤

 

100%にしました😀f:id:moomoon6355:20220603085716j:image

 

f:id:moomoon6355:20220603090553j:image

 

 

f:id:moomoon6355:20220603090735j:image