梅堂さんへ行くのに久しぶりに着物を着ました
昔『着物は体にいい』という本(三砂ちづるさんなど)を読んでまとめたノートが着物箪笥から出てきました❗️
紹介します😊
*********
ー本よりー
日頃から着物を着用し続けていると、驚くほどわかりやすく身体に変化が起こります。
着物を身に着けると、背筋がピシッと伸びて、足を組むなどの偏った姿勢が取りづらくなります。(取れない)
普段から姿勢が崩れがちな人にとっては、背筋をピンと伸ばした慣れない姿勢で過ごすことになりますが
結果的に自然と腹筋や背筋、胸筋など体幹の筋肉が鍛えられるのです。
歩くことが少なく、またスマホやパソコンによって猫背になりがちになると、腰痛やぽっこりお腹、疲れやすいなどの症状があらわれます。
体幹を鍛えるにはもちろん筋トレも効果的ですが、なかなか続かないですね。
着物を楽しんで着るだけというシンプルさ!
今、若い人の間でも無理のない範囲で日常に着物を取り入れる生活スタイルに注目が集まっています。
着物は身体を締め付けて苦しい、という印象があるかもしれませんが、上手に着付けた着物は、全く苦しいものではありません。
■着物の効能
①姿勢
帯を胸の下から腰骨の上に巻くので、自然に背骨が支えられます。
正しいつけ方なら、ガードルのような締め付けは無しに腰が安定し体幹に軸が出来ます。
②内臓下垂予防
自然に体幹が鍛えられることで、内臓下垂の予防に効果があります。
③腰痛改善
着物は骨盤を寝かせては着れません。
常に骨盤を立てた状態。
これが着物です。
仙腸関節が圧迫されず、腰椎も安定するため(帯や伊達締や紐が腰コルセットの役目を果たす)
腰痛や坐骨神経痛が自然に緩和されてきます。
★私の友人が昔、着物を毎日着るようになって坐骨神経痛が治ったのです!!!
体がちゃんと一本の線上にある。
これは体にとって、とてもとても大切なことなんです。
③冷え対策
帯による物理的な保温効果だけでなく、体幹の筋肉でも冷えの防止につながり、免疫機能を高めるといわれています。
④骨盤矯正
足を組む癖を防ぎ(そもそも組めない(笑))
草履を履いて小股で歩くのに必要な太もも内側の筋肉(内転筋)が自然に鍛えられます。
それによっても骨盤の位置が安定し、自然な骨盤矯正となります。
⑤ダイエット
胃腸の働きが良くなり、便秘解消にも効果があるといわれています。
また背筋が伸びて肩甲骨が寄り、胸を開くことになるので、呼吸が深くなることで代謝アップの効果もあります。
肩甲骨が寄る、ということは、肩甲骨の中にある「褐色細胞」とよばれる脂肪を燃やす細胞が刺激され、脂肪が燃えやすくなります。
代謝が上がり冷え取り効果にもつながると考えられます。
********
正しく着付けた帯は、身体を締め付けず、苦しくもありません。
ボディスーツやガードルのように、むくみや血行不良などの原因となることはありませんし、むしろ胸筋を開いて深い呼吸を促し、血行も良くなります。
◉絹
天然素材の中でも、絹にはすぐれた特性があります。
絹は吸湿性・速乾性が木綿の1.5倍以上あります。
つまり絹は体から出るの水分を、吸収しやすく&放出しやすい。
そのため、さらっとした着心地が続き、体温が自然に快適に保たれやすいのです。
また絹のタンパク質は人の皮膚と同じ18種類のアミノ酸からできています。
そして「弱酸性」であることも同じです。
それが「絹は肌に馴染みがよい」といわれるゆえんです。
◉風呂敷
着物を着て出かける時は一枚持って出ると便利です
食事の際には帯に引っ掛け膝までカバー
着物を汚れから守るナプキンになります
荷物が増えたときはエコバッグになります
********
私は、ですが、足袋に草履は、素足にビーチサンダルより楽かもしれないと思うんです。安定するからかな。
先日久しぶりに着物を着て、やっぱりいいなあと思いました😊😊
もう一度きちんと習って、もっと気軽に、もっと手軽に、着物を着ようと思います😊