ムウアロハ 手仕事の日々

オリジナルボディワーク。からだとこころを施す手仕事。

⑥追記・熊

熊についてもう少し

 

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■これまで山菜採りなとで熊に襲われた人はみんな熊鈴を付けて歩いていました。

熊鈴は鳴らし続けない。

時々立ち止まって大きな柏手を。

 

 

■上高地で一人でテントを張っていた女性が、ツキノワグマににテントごと50m引きずられて怪我をさせられた。

これはその女性がミニコンロで作ったご飯の残りを片付けずにそのままにして眠ってしまった、お菓子の袋も開けっ放しにしていたことによる事件です。

 

熊を誘っているのは人間なのです。

 

 

 

■アラスカの写真家、星野道夫さんは、イヌイットの人たちから『熊の精霊』と呼ばれていた。

1996年夏にヒグマに襲われ亡くなる。 

(会社は3日休み、1週間は泣いてました)

 

星野さんは熊のことを知り尽くしていたのになぜ襲われたのか?

 

アラスカの番組を撮りに来ていた日本のテレビクルー十数名が、食料や酒を全て星野さんのテントの近くに置いて帰国。

その匂いでたくさんのヒグマがそこへやってきた。

そのTV局はアラスカ政府から出入り禁止、奥様は道夫は戻ってこないと局を訴えなかった。

発見された時の顔は笑っていたという。

 

星野道夫 悠久の時を旅する

https://youtu.be/fCR63bRJrLw

 

 

■北海道でヒグマが町に出てくるようになったのは、インバウンドで海外からの観光客が知床に押し寄せ、お菓子やソーセージでヒグマを誘き寄せたから。

 

特に中国の方たちはSNSにアップするため、間近でヒグマを撮ろうとする。

一度でもご飯をもらうともうダメ。

覚えてまた出てくる

結果、射殺される。

 

キツネのカイセンも観光客がお菓子などを与えるから。

苦しんだ挙句、必ず死ぬ。

 

知床の人たちは毎日毎日怒っていたそう。

 

6/10からまたインバウンドが再開される。

頭を悩ます、とガイドさんは話していた。

 

 

熊は賢い

とても知能が高い。

ただ、食料への執着はものすごいものがあり

知恵を駆使して執拗に何が何でも食べ物を得ようとする

そのエネルギーは凄まじい。

 

とにかく匂いです。

 

熊自身の匂いも凄いんですよ!

私が西女満別駅で嗅いだ匂いは腐った重油のような、卒倒しそうな、強烈な匂いでした。

あの匂いは一生忘れられません。

 

 

いつも独りで生きてるとても素敵なとても大切な人に、疎まれ離れられた私には大きな欠陥があるはず。

今後に何も望みはないので、孤独死でも血栓が飛んでの突然死も全然構わない。

 

ただ、棺桶ごと1000度で焼かれて無くくなるなら、眼も内臓も全て使って欲しいし

60歳になったら(来年)献体の申し込みをするつもりです。

(最後は焼いてくれて簡単な弔いをしてくれて、綺麗な骨壺に入れられ、家族に引き渡される。葬式もしなくていいので妹にも面倒かけない。)

 

でも医学生に切り刻まれた挙句に焼かれて消滅するより、熊に食べられた方が嬉しい。

恐怖と痛みが無ければ、、ですが😅

 

この肉体が熊の血肉になるなら、生まれてきた意味も甲斐もあるというもの。

 

星野さんを食べた熊は何年生きたのだろう。

 

知床に行って、星野さんに少しだけ近づけたような気がするのです。

 

 

 

■知床とヒグマ

https://www.buzzfeed.com/jp/keitaaimoto/higuma-shiretokozaidan?bfsource=relatedmanual