ムウアロハ 手仕事の日々

オリジナルボディワーク。からだとこころを施す手仕事。

さださんのひとりごと

「ひとりごと」より全文掲載

【STAY HOME 週間】

 

「生さだ」の放送が終わり、生放送では、言葉足らずだったり、上手に伝え切れなかったことがあるので改めて記します。


この国が自由の国である証のひとつでもある、「強制」ではない「要請」が、次第に「強い要請」に変わり「指示」に変わり、また更に「強制」が可能な法整備や罰則が現実になり、そこから少しずつ私たちの「自由」や「人権」が奪われてゆくことを恐れます。


まさかここで「強権発動」は行われないとしても、僕は今、この「自由」な日本を守る為に歯を食いしばって耐えて、これ以上のウィルスの蔓延を国民の力で防ぐ事が出来るよう祈るばかりです。

 


しかし、こんな時にでもサーフィンに出掛ける人がある。
パチンコに出掛ける人がある。
信州や十津川村などの観光地に「安全だろうから」と詰めかける人達もあります。


勿論これを良しとする気持ちはありません。

このウィルスで大切な人を失った人から見れば、こういう利己的な行為は「悪魔の所業」に映るかもしれませんね。僕も同じ危機を迎えている今、言いようのない苛立ちと寂しさを感じます。


だが、これは個人に保証された「自由」でもあるのです。
とても悲しくて悔しくて残念だけれども、
これもまた「自由」の正体の一つなのです。

「自由」は万能ではありません。


だからこそ「自由」だから何をしても良いというのではないはずです。


それぞれが別々の人々への「遠慮」や「配慮」が有って、「人が嫌がることはしない」という暗黙の「心」があって初めて私たちの「自由」と「人権」が守られるのだと考えます。


私たちは譬え見知らぬ他人といえども、とても密接に繋がっていることを感じます。
だから人を守ることが自分を守ることに繋がってゆくと思います。


どのような言葉を尽くしても思いが伝わらない人も多いですね。
イライラするでしょう。
ストレスもたまるでしょう。
暗い気持ちになるでしょう。


いま日本中が「コロナ鬱」或いは色々な意味で「コロナ・ヒステリー」と呼ぶべき状況に陥っています。


そんな中でも私たちの生活インフラのために毎日「危険を冒して」働いてくれる沢山の尊い人があります。


「命懸け」でウィルスに立ち向かってくれている聖なる医療従事者の姿があります。


ここをこそ耐えて、いつか笑える日まで自分の心を励まして頑張りたいと思います。


自分の大切な人の生命を護る為に、自分自身の生命を護る為に、 今、何をすべきかを冷静に考えたいと思います。


「今でなくても良いかな?」と思うことは後で。
他の人との無駄な接触を出来るだけ避ける。
たとえば自分のことを「無症状感染者」だと想像して見ましょう。

自分の触った物からこのウィルスが他の誰かに移り、 やがてその人の大切な誰かの命を奪ってしまうかも知れない事を想像しましょう。
このウィルスはそれほどオソロシイものだと思うのです。


これは「宇宙戦争」です。

 

宇宙人が地球を攻めてきたのだ、という風に思います。


人類は今こそ一致団結してこのウィルスと闘い、勝たねばなりません。
私たちに武器はありません。

ただただ罹患しないよう、誰かを罹患させないようにすることが私たちの戦いです。


苦しいけれど、頑張りましょう!!


この落ち着かない不安な日々を助け合って乗り越え、僕らの「コンサート」をお届けできる日を心から楽しみに頑張って生き抜きたいと思っています。

 

頑張るぞ!! 連休の始まった日に .