12/11(金)公開
■《天外者》公式サイト
●大大阪(だいおおさか)
大阪が世界から「東洋のマンチェスター」と呼ばれていた時代があります。
大正後期から昭和初期にかけて。
大阪市は「大大阪」時代でした。
当時、大阪市は人口・面積・工業出荷額において日本第一位であり、当時の東京市を越える世界有数の大都市として栄華を誇りました。
大阪が一番活気があり華やかだった頃です。
御堂筋や天王寺動物園もこの大大阪時代に出来ました。
(ホッキョクグマ舎は当時出来たもの。もうボロボロ。誰か建て替えたって~)
当時の関市長は、大反対に合いながらも「将来大阪の大動脈になる!」と大阪のど真ん中に、道幅45m、6車線もの《御堂筋》を作りました。
《御堂筋》って言葉がいい。
6車線全てが南向きに走る様はいつも圧倒だなぁ、と思います。
(両横の堺筋と四つ橋筋は逆に北向きなので方角がすぐにわかる。)
話は長くなりましたが
その「大大阪」の礎を作ったのが映画の主役、五代友厚。
五代さんなくして大大阪はない、とも言われています。
私が出た高校を作った人。
講堂には五代さんの写真がデカデカと飾られてました😀
高校時代の友人も「五代さんそのものを映画にしたのは初めてちゃうかな。これは観とかなあかんなー」と言ってます。
15日以降に観に行こう!と約束してます。
何人ものお客様から「楽しみ」とも聞いていて
鬼滅23巻をゲットした幕末好きの妹もこの映画は楽しみや、と。
今元気がないヤバイ大阪に元気を届けてくれる映画でありますように。。。
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五代さんを演じるのは今年夏に亡くなった三浦春馬くん。
監督さんが「春馬くんにとっては、時代劇での主演も、殺陣も初めて。
殺陣は本当に一生懸命してくれて。
薩摩の武士であればどういう殺陣をすべきなのか、歴史の勉強までしてくれていた」
「五代友厚に関する本は『幕末を呑み込んだ男』や織田作之助『五代友厚』など、彼は“全部読んだ”と」
「ハンカチで口元を押さえるシーンがあるんですが、春馬くんから「それを“藍染めのハンカチにしたい」と。
五代友厚にかかわる人たちが藍染めをやっているから、それを使いたいと。
映画の準備をしている中で知り合った藍染め作家さんと個人的に連絡を取り、ハンカチのデザインを決めて僕に提案してくれたんですよ。“監督、どれがいいですか?と。驚きましたよ」
去年秋に撮影された彼の最期の映画。
お客様のYさんが昨日試写会へ行ったそうで、メールから感動が伝わってきました。😀
いま南海電車が映画を宣伝してくれてるそうです。
Yさん曰く「阪堺線を五代友厚が作ったから広告で恩返し?」と。
エッ?! 阪堺線は五代さんが作ったの???
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大阪府知事として今の大阪を作ってくれた五代友厚。
富も名声も求めなかった人。
大阪人は特に観ておきたい映画かもしれませんね~o(^o^)o
■大阪府・吉村知事 記者会見